独立したこともあり、自由が利くようになったので、最近は興味を持った場には参加してみようと割と積極的に動いています。
とくに勉強会という場は多く、診断士としての勉強会、経営者としての勉強会など色々あります。参加し続けたいなと思う場は、素敵だな、魅力的だなと思う「人」と出会えるところ。考え方や姿勢に共感したり、感銘を受ける、刺激を頂けるような方との出会いは本当に有難いものです。
自分ひとりの考えや経験は限界があるから、色々な人に触れて、話を聴いて、それを力にさせて頂ける。
私の仕事は経営者の方や社員さんと向き合う仕事。真剣勝負だからこそ、もっともっと自分も学ばなきゃいけないと思っています。色々な人が先生です。
広告業界にいたときも、たくさんの人とお仕事したり、知り合ったりしましたが、外に出てからはまた違う方たちと出会いがあり、世界はぐんと広がりました。当時は中小企業の経営者や士業の方たちとなんて全く接点はありませんでしたから。
これからも新しい「ご縁」での出会いを積極的に楽しみながら、自分もワクワクしながら成長出来たらと思っています。
そして、最近あったもう一つの「ご縁」は「再び」の縁でした。
大学を卒業してはや30年(!)
信じられますでしょうか。卒業した当時はインターネットもなければ携帯電話もありませんでした。
(入社2年目の年に、会社にパソコンが導入されたことをよく覚えています。)
地方出身者が多い女子大、かつ海外好きも多い学生が多かったこともあり、気が付くと、ほとんどの友人はあっという間に連絡先も分からなくなっていました。
女子大、という世界が少し自分に合わなかったと感じていたこともあり、大学とも縁遠くなっていましたが、今年の夏、卒業30周年の同窓会の1通のメールが届きました。
遠い距離を感じていたので迷いましたが、「新しい」場に出ていく勢いがついていたこともあり、同窓会にも勇気を出して参加することに。
そして当日、少しドキドキしながら、記憶を辿りつつ大学に30年ぶりに足を踏み入れたとき、目の前に明らかに見知った顔をみつけました。2人でヨーロッパをバックパッカーで回った友人です。
そこからはもう嬉しくて懐かしく・・。ほかの友人とも再会し、それぞれの、それからの時間の話を聴き合いました。本当に当時からは想像もつかないそれぞれの人生がありました。ほとんどの人が苗字が変わっていて(私もそうです)、SNSでも繋がれるはずもないなと納得し、改めて連絡先を交換し合いました。
学生時代は自分のなかで、所在なく心許ない存在になっていたように思います。友人たちと再び繋がったことで、それが自分のなかでしっかりと存在感を取り戻した感覚があります。一緒にその時間を共有した人が確かにいる、いつでもその話がまたできるという確かな繋がりがこんなに有難いなんて。
新しいご縁も、再びの縁も、大事にしていきたい。そう心から思います。
