人が自分で動きだす環境をつくる
中小企業のご支援をしていて感じるのは、「人」を育てることの大切さです。
人材の育成に力をかけているか、そうでないかで組織としての強さは全く違ってきますし、企業としての成果も大きく違ってきます。
採用も大事である前提で、入ってきた人をいかに生かすか。自発的に動ける人材にできるか。
30人いて、その力の半分しか生かせていない企業と、100%引き出せている企業と、その差は倍どころではなく、掛け算の論理でびっくりするぐらいの差を生みます。
「言ってもやらない」「やる気がみえない」「言われたことしかやらない」「互いに協力しない」人に指示や命令をしても効果はありません。
企業様のご支援のなかで分かったことは、なぜ仕事をするのか、なぜ今これを行うのか、期待されていることは何かを丁寧に紐解いて理解を進めていけば、人は自ら気づき行動を変えていけるということです。
経営者と社員では、見ている視点も視座の高さも異なります。持っている情報も、視野も違います。そこをできるだけ広げて、高めていくことが大切です。
そのうえで、行動を起こすための仕組みをつくり、社員さんを巻き込んで自社らしい仕掛けをつくっていくのです。
中小企業だから、人材には期待できない、などと思っていただきたくはありません。そういう機会がなかっただけで、環境を整え、内発的な動機づけを生むことができれば、必ず変化が生まれます。
自社の社員の力を信じて進めましょう。
具体的な取り組み
グループセッション
軸となる取り組みとしては、対象となる社員さんの群について、セッション形式で回数を重ねて育成をしていきます。
セッションは、その企業様の課題や、対象者の経験によってカスタマイズしながら、主に下記のことを狙いとして構成します。数か月にわたってのプログラムとして行っていきます。
①会社・事業を取り巻く状況、顧客のニーズと自分の仕事を結びつける
②リーダーシップや、仕事のうえでの軸となる考え方を身につける
③自分で考え、行動する経験をする
④メンバー同士がお互いの強みを認識し、理解する
多様な層(幹部層、若手、女性など)に合わせた設計で、そのメンバーの視点に立って、設計していきます。
仕組みや仕掛けづくり
人を育てるだけでなく、どうするとその人が働くことに意欲を感じられるか、組織としてどのようにメンバーそれぞれがプラスの方向を向いて力を合わせることができるかは、仕組みや仕掛けづくりが大切です。
下記のような観点で、改善するべきことを見極め、環境を整えていきます。
- 人事評価制度は適正に運用されているか
- 会社の目的や目標(ミッション・ビジョンや経営計画)は明確で、理解できるよう、一人ひとりが参加できるよう設定されているか
- 会議体は適切に目的をもって運営されているか、活発な議論があるか
- 組織のために行動すること、お客さまのために行動することを促進する仕組みがあるか
- 一人ひとりが違いを認めあっているか、強みに期待されているか
人材の育成、組織の活性化についてのお手伝い
その企業さまなら、そして一人ひとりの「あなた」ならできると信じて期待する姿勢から始まると思っています。人と人として向き合うこと、コミットすることを大事にします。また、ひとつひとつの企業さまが、その企業さま「らしさ」があるものです。ぜひ、仕組みや仕掛けにおいては、「自社らしい」取り組みをご一緒に考えてきたいと思っています。
戦略やマーケティングを考えても、実行するのは「人」。人と組織が育つことが両輪で必要なのです。
