経営の方針を立て、計画を立てることは会社を成長させていくためには必須です。ただし、それをどう作るか、どう浸透させるか次第では、それはお飾りやお題目として誰もコミットしないものになりかねません。

企業さまのご支援をするなかで、社員さんが動けないことには、そもそも見えている部分が狭いということが大きく影響していることに気づきました。
多くの企業さまでは、そもそも必要な情報が渡されていない、忙しくて目の前のことにしか関われていない、全体を正しく理解する機会やそのための教育がされていない、そういう現状があると思います。
全体を見る視点を養い、自分の仕事の意味に肚落ちし、意識が変わる。人間は、そもそも意味を見出し、自分に責任感と自信が生まれれば、自ら動き、目指す目標を達成したいと思う資質が備わっていると思います。

中小企業だからこそ、限られた人数の一人一人が自覚的に動けるかどうかで大きく会社は変わります。
誰もが主体的にありたいと思っているはず。それを会社という組織で実現できれば、企業も人も成長し、未来はおのずと開けます。
実際には、企業さまの状況や個々人によって考えながら、少しずつ関わりや働きかけを変えています。そして、あ、スイッチが入った、とわかる瞬間があります。経営者の方とご一緒にこのプロセスをご一緒していけたらと思います。